第3話「大迷宮の冒険者たち」
サイトウが前世から持ち込んだワイヤーカッターが破損。ドンバインというドワーフに修理を依頼する。また、大迷宮で倒したゴーレムが気になったサイトウは、仲間と深層に向かう。
脚本:猪原健太 絵コンテ:窪岡俊之・池下博紀・永富浩司 演出:嵯峨敏 作画監督:周昊・藤川良子・諸葛子敬・大木比呂・福永純一・久保奈都美・芳賀亮・永野孝明
脚本:猪原健太 絵コンテ:窪岡俊之・池下博紀・永富浩司 演出:嵯峨敏 作画監督:周昊・藤川良子・諸葛子敬・大木比呂・福永純一・久保奈都美・芳賀亮・永野孝明



「ではこちらの方はいかがでしょうか。魔法使いレベル28。38才。僧侶の経験もレベル10まであって夫婦でダンジョンをまわるにはうってつけです」

「ちょっとぽっちゃりしすぎかと…できれば20代の方が…」

「ボルグさん…失礼ですけど42才で戦士レベル12は年齢に対してレベルが低すぎです」

「それは!30半ばまで引きこもってたので…」
「戦士系は年齢とともに体力が落ちて需要が下がります。高望みしてるとお相手は見つかりませんよ?」

『メヴェナの店の裏口って結婚相談所!?』

ラファンパン『見つかったらダメよ』
サイトウ『別に覗いてるわけじゃ…』

『年齢の割にレベルが低いとか胸に刺さるな…まさかこの世界にも結婚相談所があるなんて…』
『この国はけっこう平和だしね~』

ラファンパン『誰でも使える武器や魔法が増えて女も冒険に出るようになったの』
サイトウ『女性の社会進出!』
ラファンパン『迷宮の財宝を掘りつくして冒険者の収入が減ったせいもあるわね』
サイトウ『低所得化!』

『これらが原因で結婚相手が探しにくくなったといわれてる』

『どこもおんなじか…』
『あっ!ちょっと!』
『えっ?げっ!』

サイトウ『モーロックさん!?』
モーロック『ここで結婚できると聞いて』
サイトウ『いまだ現役!?』

モーロック『お嬢さん。大魔導士の妻になる気は?』
相談員「いえ。まず登録料を」
サイトウ『システムを理解していない!』

モーロック『ワシはすごいですぞ…』
ラエルザ『おじいちゃん何してるの~』

ラエルザ『おうち帰ろうね~』
モーロック『ぐごおおっ!』
サイトウ『保護者が来た!』

ラファンパン『医術魔法の発展で高齢化が進み介護問題も深刻よ…』


サキュバス「ウフフフ…」
ラファンパン『サキュバス!?』


ラファンパン『あの朴念仁が女の色香に!』

『待ってて今すぐ解呪して…』

『うおおーっ!サイトウー!』

「ひいーっ!」

「ひいっ!」

『うおおーっ!』

『うおおーっ!』
「ひいっ!」

「ひいっ!ひいっ!」
『バーサーカー…』
